ナルホドなMarketing⬈について
中小企業の社長、役員、担当者のための
とっつきやすい、身近なマーケティングの塾 ripple
※参考意訳
progressive:(段階的に)前進する、漸進する、進歩的な、革新的な、進歩主義の
Marketing :マーケティング
ナルホドなMarketing ⬈ について
マーケティング。
事業を営んでいる者にとって、普段から、理解しているつもりで、何気なく使っているキーワードですよね。
理解しているようで、本当は理解できていない?
何となくイメージはあるものの、それが正しい解釈なのかわかっていない?と言うのが正直なところではないでしょうか。
これほど、曖昧な言葉ってありませんよね。
街の書店やネット書店では、マーケティングと付く書籍は、こんなにもあるのかと感心するくらい並んでいます。
その、どれを読み込んでも、理解できた様な…、何か腹に落ちてこない様な…、一体、どうゆう事なのだろう…マーケティングって、
自社のマーケティングには、どう落とし込んだら良いのだろう…と腑に落ちないこと、混乱する事はありませんでしたか。
それらの多くは、戦略が既に構築されていて、
戦術論のプロセスにおける、企画構築、施策構築、選択等をするために、
また、様々なプロセス段階でのノウハウやヒント、セールス段階等での最終の戦術論を取り上げているものが殆どではないかと思います。
また、戦略と称しているタイトル、内容でも、その殆どが、戦術論を語っている書籍や情報が多いのも、混乱してしまう要因ではないでしょうか。
それは、何故か?
主に中小企業では、自社の事業展開に置いて、明確な事業理念が整理されていて、しっかりとした、経営戦略、マーケティング戦略が構築されていない中小企業が多いのではないかと思います。
恐らく、中小企業の社長、創業者の皆さん方は感じている、イメージでは理解できているものの、明確な言葉として、ロジカルな情報として整理ができていないのが実情ではないかと思います。
それらの書籍や情報を発行、発信されている執筆者は、戦略が構築されている方々を読者として想定して執筆をしているので、特に中小企業の読者にとっては、どうしても乖離が生まれてしまうことが多くなるのも仕方ないことなのかもしれませんね。
マーケティングに携わり、広告関連業としてコミュニケーション活動のサービスを提供して36年を経験してきた私でさえも、「マーケティングって、どういうことですか?」と不意に聞かれると、一瞬、躊躇してしまうのも正直な感想です。
聞かれるタイミング、場所、相手、状況によって、何から話したら良いのか、一瞬、躊躇してしまう、それだけ、曖昧で多くの定義を纏っているキーワードではないかと思います。
少し前までは、マーケティングと言うと、大企業では、当たり前の様にその部署があり、事業活動では必至の戦略、戦術、施策活動での要、中枢なポジションでしたが、中小企業では、あまり本格的に施策導入されていなかったのが実情と思います。
しかし、メディアの発達は目覚ましく、個人としての情報発信も可能になった昨今、一方的に送り届けられる広告の情報は氾濫し、プッシュ型マーケティングの情報は消費者に拒否されがちになる傾向も生まれました。
そして、消費者の生活、嗜好も多種多様化し、事業のパラダイム、枠組みは大きく変化していきました。
目まぐるしい時代の変化に、中小企業としても、伝えたいこと、共感して欲しいことが伝わりにくくなっている現代、本格的なマーケティング施策の導入、取り組みが重要な課題となってきていることも実感しているのではないでしょうか。
どうやって、集客していくのか、
どうやって、売り上げを伸ばしていくのか、
どうやって、人財を確保していくのか、
どうやって、災害や緊急事態に対応していくのか、等々、
中小企業に於いても益々、その社会での存在意義を示していくことが重要な課題になってきています。
わかっているようで、わかっていない、「マーケティング」。
今更、聞くに聞けない「マーケティング」。
そんな、中小企業の社長さんや役員さん、そして、その担当者さんに、
分かり易く、とっつきやすく、身近に、「ナルホド!?」って感じて貰える、
マーケティングの塾のようなWebサイトにしたいと考え開設しました。
とかく、わかりにくい、ローマ字の頭文字が並ぶ、専門用語がたくさん並ぶ
情報サイトではない、
マーケティングについて、
もっと身近に、もっと気軽に、もっと分かり易く、学んで欲しい。
気がつけば、会社が、自分が、そして社員が、磨かれていて、
今までの、そして、これからのお客さんやサプライヤーと、また、新たな事業へと、つながって欲しいとの思いを込めて、
Progressive(漸進するための)・Marketing。
マーケティングのことをナルホド!?って、理解してもらえることを願って、
これからも情報発信を続けていきます。
(恐縮です。所属する交流会の、素晴らしいキャッチフレーズの趣旨を流用させて頂きました。)
何かの切っ掛けで、ご縁が生まれた皆さまに、
ためになるようなコンテンツを提供し続けて、
皆さまのご発展に、お役に立てることを祈念し、これからも精進していきます。
今後とも是非、よろしくお願いします。
令和2年(2020年)9月10日(設立記念日より)
株式会社 リップル
マーケティング・コンサルタント
代表取締役
古 野 徹(フルノ トオル)